山口県防府市豪雨災害ボランティア MAGATAMA_ACTIVITY

本日(7月26日)、豪雨災害に見舞われた山口県防府市に行ってきました。
とは言っても、結果的に警報が解除されることなく、ボランティア作業は午前午後ともに中止となりました。

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前日土曜日に、阿倍野橋からの夜行バスに乗り込み約10時間かけて、7時40分防府駅前に到着。その時点で小降りの状態であり、止むような気配はなかった。
とりあえず、ボランティア受付センターの場所を探し、8時半に受付を済ませた。 近隣からのボランティアの方に話を聞くと、断続的に雨は降り続けており、今朝の時点でも警報は出ているとのことだった。
ボランティアスタッフの要請のもと、しばらく待機したが、直ぐに午前の作業が中止との発表を受けた。
折角来たのだからと、ボランティアスタッフ作業場所の整備等のお手伝いをしながら、午後の作業の発表を待った。
 10時を過ぎた頃、スタッフのまとめ役数人と福祉協会の方々が神妙な面持ちでミーティング。
内容は、ボランティアの熱い気持ちと警報による保全、・・・よくある場面だ。結局、警報が解除されることなく、当然のように、午後からの作業も中止が決定された。
昼前には、防府天満宮を参拝し、銭湯に立ち寄って、隣の徳山駅からの新幹線で帰ってきたが、まだ陽は明るい。なんともやるせない気持ちが残る。

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待機の暇をもてあます間、地元の方に被害の様子を聞く。ライフラインは特に問題ないらしいが、この天候と川の状態からすると、復旧の目処はまったく立たないらしいとのことだった。
これまで復興支援の作業は、比較的に時間が経過した後に参加したものが多かったせいもあり、統制が取れた中での作業がほとんどであったが、今回のように、発生から間もなく出向くことが出来たのが、逆にもどかしさを生む原因となってしまった。

被害はこの防府にとどまらず、豪雨が断続的に降り続けていることにより、九州北部や広島などに拡大し、土砂に飲まれたりして数名が命を落としている。

ボランティアの作業はこれからです。豪雨は継続中で、土砂災害を主として、二次的被害を含んだ災害が広がりを見せている。これからです。

防府市豪雨災害ボランティア情報
「防府市・佐波川流域災害ボランティアセンター」