家族のないイヌ・ネコ セミナー『しあわせの選択』

リリース

動物愛護週間にちなみ、社会における動物たちの現状を多くの方々へ周知して頂きたく下記イベントを開催致します。

【今年の動物愛護週間のキーワード】 『 飼う前に考えよう -動物への責任、社会への責任- 』

■趣 旨 

少子高齢化・核家族化の急速な進展で、私たちは「癒し」の相手をペットに求めるようになってきました。この傾向はさらにペットの飼養率が上昇することを予測させます。ペットの飼養率が増加するにつれ、ペットショップ販売や通販などによる購入時のトラブルや苦情も増加しています。また、巨大なペットビジネスにあやかろうとする悪徳な生体販売業者による倒産などで、傷つき行き場を失った動物たちのニュースが後を絶ちません。しかし、飼育放棄された動物たちを保護し、世話をしながら新しい家族のもとへ送り出す体制はまだまだ日本には整っておらず、これは深刻なペット問題といえるでしょう。
(詳細なデータは、内閣府/動物愛護に関する世論調査、国民生活センター[2007年6月6日]報道発表資料をご検索下さい。)

では、これからペットを家族の一員として迎え入れようと思った人たちは、一体どこへ行けばいいのでしょうか?
悪徳なブリーダーたちによる動物たちを、不幸にさせず、未然に防ぐ方法はないのでしょうか?

今後、ペットと一緒に暮らしたいという気持ちを抱いている方々にぜひ知って頂きたい、そして、ペットを家族の一員として迎え入れる前に、いま一度、動物たちへの飼い主として十分な責任が備わっているのかを確認して頂く機会となりますよう、このたび『 家族のないイヌ・ネコ 写真展 』を開催する運びとなりました。

また、9/23には、アーク(NPO法人アニマルレフュージ関西)代表のエリザベス・オリバーさんを招き、下記セミナーを設けております。

1)アークの活動紹介、
2)オリバーさんとアライブ(地球生物会議)大阪代表の西風直美さんの対談、
3)当日参加者を交えて質疑応答形式

この機会が動物たちと人とのしあわせな未来へつながることを心より願っております。

SYMBIOSIS実行委員会 田中 真澄

■目 的

1) 飼い主(又は飼おうとしているもの)のモラル向上
2) 不当な扱いを受けた動物を(保護⇒世話⇒里親探し)する活動の認知、及び普及

3) 増加する悪徳ペットショップによる生体販売の抑制、及びペットトラブルの削減