核再処理施設のある六ヶ所村 映画『へばの』
原発再処理工場にて環境に問題視される青森六ヶ所村をテーマとした映画『へばの』。
現時点では、東京でしか観ることができないようだが、是非、全国にて上映していただきたい。
環境問題に意識の高い方々に限らず、より多くのひとに、リアルなメッセージとなれば・・・。
『六ヶ所村ラプソディー』において、ことの重大さと深刻さを全国に伝え、話題となった六ヶ所村の核処理施設の存在は、悲しいことに、昨今のメディア化処理に侵された我々の関心事として、日を追う毎に薄らいでおり、何が衝撃的で、何が重大なものなのかは、全て一元化した情報として、かなりのスピードで流されている。このような感覚が蔓延している我々だからこそ、地球を破壊に追い込むことも、悲しい出来事として涙しながらでも流していってしまう。政治が悪いんだと、政府を批判して終わらせてしまう。
だからといって何かできることがあるのかといった無力感で留まることが現実。しかし、常に関心を持つこと、感じたことを人に伝えて議論すること、そして善悪の判断を養うことが、大きな尺として変われる気がする。—気が付けば薄っぺらい偽善者であった自分に反省である。