中国豪雨災害救援金寄付
弊店、売上の一部100,000円を 日本赤十字社 「中国豪雨災害救援金」として送金させていただきました。
日本赤十字社サイトより
日本赤十字社は中国各地で起きている大規模な洪水や土砂災害の被災者(死者・行方不明者3000人以上、被災者2億人以上)に対し、1000万円の資金 援助を行います。この資金は中国紅十字会(中国の赤十字社)が行う救援・復興支援活動に役立てられます。
■全国に広がる洪水、過去10年で最悪
5月から中国中南部を中心に降り続いた記録的な豪雨は、 8月に入り中国東北部や北西部にも拡大、各地で大規模な洪水や土砂災害が相次ぎました。今年に入ってからの水害の被災者は2億人を越え、1200万人が避 難。更に、8月8日未明には甘粛省舟曲県で大規模な土石流が発生し、これまでの死者・不明者は合わせて3000人以上にのぼります。また、1350万ヘク タールの耕作地が浸水などの被害を受け、今後の被災者の生計に甚大な影響を与えるものと危惧されます。
■5キロにおよぶ土石流
8月8日に中国北西部の甘粛省甘南チベット族自治州舟曲県で発生した土石流は特に大きな被害をもたらしました。7日夜から降り続いた豪雨により土砂崩れが 発生、山間にある舟曲県の市街地を5キロに渡る土石流が襲いました。また、土砂で堰き止められた川の氾濫により、川岸の約300世帯は一瞬で水に飲み込ま れ、今も市街地の一部が冠水しています。
これにより、死者1,117名、627名以上が行方不明、家屋300戸が倒壊、700戸が損壊し、45,000人が被災し、現在2万人が避難しています。被災地の舟曲県は2年前の中国大地震の被災地でもあり、地盤が緩んでいることから、二次災害の恐れもあります。
■中国政府による大規模な救援活動
中国政府は5月からこれまでに28万7000人の軍を投入して各地での洪水の救助活動を行ってきたほか、大量の救援物資を被災者に届けてきました。
また、8月の土石流被害に対してはこれまでにテント7000張、布団2万1400枚、折りたたみベッド5000台、寝袋5000枚に加え、食料や飲料水が 被災地に届いていますが、空き地が足りずまだ多くのテントが設置できていません。さらに、土石流被害の緊急救援と今後の復興のために、64億円の緊急支援 予算を発表。被災者の生活再建やインフラ再建にあてる予定で、倒壊した家屋の再建は遅くとも来年6月まで、損壊した家屋の修繕は今年9月中に完了させる方 針を明らかにしました。
■赤十字の救援活動
中国の赤十字社にあたる中国紅十字会の本社は、被災者支援のために国内での義援金を募集し、これまでに約1億9000万円相当の救援物資(テントや食料、水、布団など)を被災者に届けてきました。この他、被災地の各支部もそれぞれ大量の救援物資を届けています。
8月8日の甘粛省の土石流災害に対しては、直ちに被災地に調査チームを派遣、また甘粛省支部は現在4000万円相当の救援物資(テント100張、布団 3650枚、飲料水14500本、簡易食品10700個など)を被災地に届けています。この他、救援金の募集を開始し、更に2億6000万円相当の支援を 届ける予定です。
国際赤十字・赤新月社連盟は、中国紅十字会が行っている一連の救援活動に対して、災害救援緊急基金から50万スイスフラン(約4000万円)の資金援助を行う予定です。