台風19号災害支援(長野市長沼)3週目

長野市水害復旧支援3週目。

11/2(土)
千曲川堤防横のお寺さん、お墓周りの土砂出し。
多くの手作業で山積み土砂を重機でさらう。頭のない地蔵さま、土砂から丸石を救い出す。

11/3(日)
長沼穂保。リンゴ畑に隣接するお宅にて土砂撤去。およそ20cmのドロを掻き、もとあった土を整地。
スリランカの人たち、懸命に作業いただきました。感謝です!
御主人も安堵しておられました。

広域に被害にあったりんご畑、泥を被ったことで呼吸困難の状態だそうです。はやくも廃業を考える農家さんは少なくはないとのこと。

11/4(月)
今日は一日、廃棄物処理でした!
各お宅から出た水浸しになったあらゆる生活物資。放置状態を分別して、駆けつける軽トラに積込んでゆく。少しやり残しがでたものの山の状態はなくせました。人のチカラは凄い!
これまで普通の日常が、自然の猛威を前に、悲しみの痕跡です。ツライです。

この三連休で、復旧支援ボランティアは各地から8千人を超える人数がかけつけた。それだけの人数をさばける組織づくりは短期間にして素晴らしい。これほどの人数が、現場にて泥だらけの懸命に作業をこなしてもまだ先が長い。家財出しとドロ出し、運び出されたそれらの廃棄物は、夜を徹して活動されるプロボノさんや自衛隊によって処理されていく。場所の違いはあるものの、ようやく屋内の復旧支援が始められつつある。床板を剥がしての泥出しや壁面の養生や解体と掃除。
寒くなる冬を迎えるまでに、少しでも住民さんに気持ちに添えるところまで。