第四回 点訳技術講習会

平成15年1月30日(木)
点訳技術講習会(後期) 第四回 レポート

 前回、私事、講習を休むことになり、今回の参加には、少し気が進まなかった。今までのスピードで言うと、一日休むことは、そのことだけでプレッシャーになり、その次回もまたどんどん遅れていく。現実、理解できないことが、遅刻して参加した日にだって感じられた。
  そんななか、遅れることもなく、参加した。
  いざ部屋に入ってみると、いつの間にか人数は10人前後になっていた。皆さん、いろいろと事情がおありなようだ。始まったころはいっぱいだった席も、今では前の3列で足りている。こられている皆さんは、いつもより前のほうに陣取っている。どうやら、テーブルにはパソコンが置かれているのだ。そのせいもあって、部屋に入ったときも整然としていたし、二人ひとつのノートパソコン、ということもあって、部屋に入ったときに人数が減ったと感じられたのであろう。
  さて、本来点字の事について書きたいのであるが、先に長々と、取り留めのないことを書いているのでお分かりのように、本日は特に、点字に関することを習ったわけではないのだ。
そのほとんどがパソコンによる点字入力、というものであった。パソコンは、IBM ThinkPad。そふとは、WIN-BES。前回に紹介したソフトである。特に何が優れたソフトであるかはまだわからないが、点字入力がベースとなるための一番いいソフトだそうだ。他にも、かな入力に対応しているものもたくさん出ているが、日本ライトハウスでは、本ソフトを使用することが主だそうだ。いつの間にやら、私は一番前で講習を受けることになってしまってた。空いている席がそこしかなく、二人ひとつのパソコンということで、前に行くことになったのだ。なにやら、除いてみると、パソコンは盲人仕様化されている。いきなり、何かしゃべりだしたのだ。いろいろと触った感じでは、少しだけ、皆さんたちより馴染めそうな気がした。席の後ろのおばさんたちは、いろんなところで、喚いていた。でも、ところどころで、想像も品様な表現をされるには、なんだか和める。いい環境である。WIN-BESでは、凹入力・凸入力によって変わってくる。今日の重要なポイントだ。それだけ。
後は、『め』の入力をしたときに、うしろから、「BCG!」 と聞こえてきてから、延々、最後まで、このマークはBCGやわ!といい続けていた。
  なんとも良い講習会である。

(宿題)
*特になし。

(つづく)