『ソケリッサ』大阪公演(9/28)観に行ってきました

弊店で協力させていただいているBIG ISSUE からのお知らせを早くにいただいておりまして、本日公演日、ホームレスの人たちによるコンテンポラリーダンス、ソケリッサのパフォーマンスを観てきました。
プロダンサーのアオキ裕キさんが代表で率いて5年。
鑑賞している間に沢山の御苦労があったと思われますが、パワフルな表現力を身に付けた出演者たちにただただ圧倒されてしまいました。


ひとつのことを表現する際には、人それぞれいろんな表わし方があると思います。往々にして我々は、伝えることを主としてより分かりやすく、なおかつ噛み砕いて、あたかも口で説明をつけながら動作するように表現することに慣れています。この日観たコンテンポラリーの世界観は、他のそれとは違って、より独自性があり、経過してきた背景も含まれるのではないかと想像できるものであった。
御世辞でも綺麗とはいえない風体、ダンス。しかし、彼らから発する物の捉え方とその表現方法は、あるある的なものではなく、時間を止めてみてはじめてじわっと沸き立つ感情に近い。その意味では、美しい表現を観れたのかもしれない。
5年の月日で成功に向かう彼らの経過であって、そして進化し続けていくのだろう。