びわ湖 清掃活動(滋賀県彦根市)

8月初旬に列島縦断、長期に渡って全国的に被害をもたらした台風5号。近畿でも北部を中心に猛威を振るい、約400ある河川から大量の雨水ともに多くの流木やゴミも流れ込んだ。それらの漂流物は西風にあおられて琵琶湖東部の彦根に集中して打ち上げられ、放っておくと湖底に沈んで生態系に影響のでるとのこと。

こうした琵琶湖の清掃活動に知り合いの呼びかけで今回初めて参加した。当日集まった参加者は約70名。地元の有志を始め、著名なボランティア団体等ベテラン揃いの頼もしい方々。行政との調整や現場の人員配置に奔走下さる方、昼食をご用意下さるまかない班。そして現場で汗を流す実行部隊。皆それぞれが、出来る所で、出来る事を。

午前、まずは全員で浜に打ち上がったゴミ拾い。流木や葦に絡まったペットボトルや瓶やプラスティック製など、各人が5袋程度は拾い集めたであろう。彦根市の分別に従って振り分けた。
お昼は皆さんのご行為で振る舞われた食事と、地元の梨も美味しく頂いた。昼からは、流木や葦の撤去。大きさに分けて、後に回収しやすい形で次々と山をこしらえる。
多くの方がそれぞれの専門分野(チェーンソーなど)に基づいて作業を進め、作業前には想像できないほどのきれいな浜が現れる。9時過ぎより3時位まで、時間を忘れるくらいに集中して、且つ楽しく作業させていただいた。

 

こうした活動があって皆が愛する琵琶湖が保たれていることがとても頼もしく、また機会を伺って参加したと思う。(HICO)