鳥取地震災害ボランティア 2nd参加

今回で二度目の鳥取地震災害復旧のお手伝い。
12月に入って一段と寒さが増した感は否めない日本海。大阪を出て約3時間半、道の駅犬挟で少し仮眠をとって、ボラセン到着したが、前回に続いてまたしても冷たい雨。
この日は、廃棄物の集積場が開いてるとのことで、主だった作業は運搬となるようだ。早速、班分けで、米子、大阪、尾道からの参加者4人がグループとなった。皆どこかで出会ったことがあるようで、当初は記憶の浅い私にはあまりかみ合わなかったが、時間とともに探りの中、東北、熊本等でご一緒したことを思い出す。どういうわけだかこの日の班長を任されることに。

慣れた方々で一件目(ボラセンからほど近い)民家の運び出しはものの数分で済ませて次の現場へ。移動すること数分。発災から約50日が過ぎたころにまだ多くの作業現場が点在することを実感。
こちらの現場は倉吉の街中にして、廃棄するものがかなり多い民家。主だっては瓦で、その他ブロックや家屋の廃材である。一台の軽トラでは到底減らない量に、センターへヘルプ要請。もう一台の軽トラと猫車が加わり、午前でようやく3台分の運び出しを終えた。
残すところさらに倍以上はあるので、さらに人員のヘルプ要請して、昼からは10名ほどと軽トラ6台出動。御依頼者も終始一緒に現場で指示いただけたので、廃棄に迷うことなく午後3時前になんとか片付けることができた。

まだ多くの作業現場はあり、屋根のブルーシート掛けも修復作業等が多いとのこと。さらに寒くなる季節をまえに対応が急がれる。

解散前にようやく雨が上がる。泥だらけで冷え切ったので今回は関金温泉の無料チケットを利用して帰路に着いた。参加できる時間は限られるが、微力ながらに災害に会われた方の力添えに加われたこと、そしていろんな価値観と意義に触れたことに毎度ながら有難く思う。