点字メニュー普及支援

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点字メニュー普及支援

はじめに

点字を読む人の写真 視覚障害者を取巻く昨今の傾向としまして、2016年施行された「障害者差別解消法」(障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律)により、多くの企業や自治体等で福祉に対する取り組みが積極的に行われるようになりました。
点字とは、視覚障害者が指で読む字で、横2×縦3の6つの点で表されます。
近年、バリアフリー、あるいはユニバーサルデザインの一環として、点字仕様の製品が街でよく見られます。視覚障害者にとってよりよい暮らしをサポートする大切な社会とのコミュニケーションツールです。

 ノーマライゼーションと称して、様々なバリアフリーを積極的に取り入れておられます。人々の意識も、次第に変わりつつあるように見受けられます。良い傾向ではありますが、実情は、真の意味において、まだまだだといえるでしょう。

 私達の取巻く現況及び老後の環境整備に対する意識は、感覚においてどうあるべきかがある程度予想できるものです。とはいうものの、広義、“バリアフリーとはすべての人類が同じ条件で生活できるもの” と考えるもので、健常者の予測できる範囲をはるかに超えた意識が必要とされます。

参考
視覚障害者の数、約31万人(平成13年度の障害者白書より)

18才以上の視覚障害者の30万1千人のうち、「ほぼ毎日外出している」と答えたのは9万1千人(30.2%)、「週に二・三回」は26.6%、「月に二・三回」は20.3%である。一方、過去一年間に「外出なし」と答えた人は2万人(6.6%)、「年に数回」が4万人(13.3%)である。