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はじめに

 視覚障害者を取巻く昨今の傾向としまして、厚生労働省が平成13年度から,「バリアフリーのまちづくり活動事業」を創設して以降、急速に地域社会の合意に基づいた,計画的な福祉のまちづくりが意識されるようになりました。
 ノーマライゼーションと称して、様々なバリアフリーを積極的に取り入れておられます。人々の意識も、次第に変わりつつあるように見受けられます。良い傾向ではありますが、実情は、真の意味において、まだまだだといえるでしょう。

 私達の取巻く現況及び老後の環境整備に対する意識は、感覚においてどうあるべきかがある程度予想できるものです。とはいうものの、広義、“バリアフリーとはすべての人類が同じ条件で生活できるもの” と考えるもので、健常者の予測できる範囲をはるかに超えた意識が必要とされます。

参考
視覚障害者の数、約31万人(平成13年度の障害者白書より)

18才以上の視覚障害者の30万1千人のうち、「ほぼ毎日外出している」と答えたのは9万1千人(30.2%)、「週に二・三回」は26.6%、「月に二・三回」は20.3%である。一方、過去一年間に「外出なし」と答えた人は2万人(6.6%)、「年に数回」が4万人(13.3%)である。

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