台風20号災害支援(川湯温泉)

大阪北部地震でお世話になっているレスキューアシストさんの呼びかけで熊野本宮大社田辺地区局の災害ボランティアに出向きました。災害がひどかったのが川湯温泉。
写真は配慮しましたが、この柵の数メートル上までの水位になり、ほとんどの川辺の旅館業が被害にあっております。従業員や地元関係者により連日復旧作業にあたられています。
今後の対応はわかりませんが、現時点でボラセンは休止となりました。どこまでがボランティアの介入する事案であるかが難しいのでしょう。被害個人宅においては継続して支援していけば必ず依頼は出てくると思われるのですが…。ふうぅ~んっ。

紀南新聞記事より

田辺市社会福祉協議会本宮地区事務所は24日から、台風20号で被災した本宮町域の民家や施設の復旧作業に赴いている。大塔川の氾濫で被災した川湯では週末に市職員、田辺消防署本宮分署署員、和歌山県商工会青年部連合会有志など大勢のボランティアと、同社協職員が復旧支援を行った。
同事務所には25〜27日、SNSなどで被害状況を知った一般ボランティアが支援を申し出、小学生から70代まで計22人が参加。午前8時に市立本宮保健福祉総合センター・うらら館に集合し、同社協職員と泥出しなどを行い、午後4時解散をめどに活動。川湯と、大塔川上流で被災した上大野、東和田の民家や倉庫、静川の集会所などで復旧支援を行った。
28日は計13人のボランティアが参加。午前は川湯、午後は上大野で作業に取り組んだ。同区は民家5軒と寺が浸水。区民の小守勲さん(80)宅では車庫や倉庫に水が入り、育てていた山野草の鉢も300個近く流されたという。強い日差しの中、参加者は手際よく作業を開始。泥かきや片付けなど、復旧作業に汗を流した。小守さんは「地区の寺も浸水して、大変だった。たくさんのボランティアの人が来てくれてありがたい」と話した。
大阪市から参加した田中慶彦さん(51)は、大阪北部地震の被災地などで災害救助活動を行っている「レスキューアシスト」有志と復旧支援をしている。この日はフェイスブックで地元出身者の呼び掛けがあり、新宮市出身の友人らと参加した。田中さんは「来てみて驚いた。現状はまだまだ復旧にかかると思う。他県の被災もあるが、行政はもっと地元を気にかけてほしい」と話した。
同事務所の柿平育治主任は「社協の支援としては検討の結果、週末に大勢の人が入り、ある程度復旧作業が進行したので、28日でいったんボランティアの受け付けを終了しようと考えている。今後は支援を必要とする施設などに直接連絡をとってもらうと思うが、ボランティアの申し出には対応させていただきたい」と話していた。
なお、ボランティアに参加する場合、ボランティア保険加入料350円が必要。連絡先は同社協事務所(電話0735・42・0224)。
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