台風21号水害ボランティア(河内長野)3rd

台風21号の被害を受けた多くの地域では、時間の経過とともにその災害復旧に収束がみられるようになってきた。
先週お手伝いに出向いた河内長野、土砂の被害でまだ多くの手が必要だったのが気がかりで、改めて今回出向くことにした。受付を済ませてコーディネート。現場は町からさほど離れていない一件の民家で、裏山の崩れた土砂の撤去と養生。十数名、二十人近くで車を乗り合わせて現場へ。これまで何日間かかけて作業がなされていたようで少し整備がみられる。ボラセンスタッフのもとご依頼主のお父さんにご挨拶し、改めて内容の確認と作業確認を取る。リーダーを勤めさせていただいたが、とても力強いことにこの現場には多くのベテランさんたちが集まったことで助けられた一日であった。作業は、大量に流れ出た土砂の袋詰め、ブルーシート掛けと、土嚢袋積み上げの順を追った工程。通常であれば一日作業では収まらないところ、皆の経験と洞察で、依頼主さんも喜んで頂ける結果までたどり着けることができた。
今日の一日で、河内長野でも多くの場所で作業が完結してきており、翌日にはボラセン閉所に至るとのこと。
いつものように遠方の地域の感情とは違い、この大阪で起きた災害支援は、少し違った感覚を得るものがあり、私がこうして支援を始めるきっかけとなった阪神淡路大震災の頃に遠方から駆けつけてもらったという、受けての気持ちがそうさせてのかもしれない。実際、3日間の間でも佐用町など離れた場所からの参加で作業をご一緒した方が数人おられた。
また気持ちを新たに他のエリアにできるだけ出向いて、お返しが続けて行ければと思う。