台風 21号水害ボランティア(伊勢市)

台風続きの週末があけて、21号の被害があった伊勢市に出向いた。
これまで活動を幾度かともした方が居住している同市、事前に様子をうかがいながら、少しでもお手伝いができればとの思いから車を走らせ3時間弱で伊勢市入り。待ち合わせに合流してボラセンに到着。情報では床上が700件を越した浸水被害とあったが、町中でうかがえる箇所は見当たらない。聞くところ、川の氾濫に伴って広範囲の水害にあいつつも、土砂が入り込むなどと言った家屋を歪ませるほどの大きな被害には及んでないところがほとんどで、幾日か経過した現在においては、水は完全にひき、濡れた家財の運び出しが依頼の多くとなっているようだ。募集もそれほど積極的にはなされておらず、一件あたりに3-4人で様子をうかがいながら、状況に応じては次の現場を…といった具合。
この日も朝から一軒目の依頼に3名で出かけたが、倉庫の家財を運び出して1時間ほどで次の現場へ。昼をまたいだ次の現場は、タンスなどの家財をどかしつつ、床の敷物を除去。その後は、おそらく水害での被害とは違うであろう家財の傾き直しや倉庫の整理、冷蔵庫の運び出しと床下の清掃。
比較的、緊急性を要した作業内容とは違った印象を受けたが、困っている人のお手伝いができたことで喜んでいただけたのは、それはそれとして嬉しい限りである。
間もなく伊勢市のボランティア活動も終息を迎えるであろうが、今回の21号被害について他のエリアも調べてお手伝いできそうなところに出向こうと思う。