茶畑雪害の復旧支援(舞鶴)

京都の農業・農村を応援する「京都援農隊」で、雪害支援の連絡をいただき、今回は北部の舞鶴に出かけた。作業内容は、茶樹乱れの修復や撤去及び茶樹起こし。

早朝に車で舞鶴へ、9時の集合に5名が参加。数少ない人数に、南相馬市小高や先日の滋賀県朽木でご一緒した方もおられ、より気合が入る。
早速、職員に連れられ、農家Oさんの茶畑へ。被害の状況と復旧作業のレクチャーを受け、まずは取り掛かる。張りのある茶樹に堆積した雪の重さが勝り、ところどころ大きくへこんでいる。その部分を元のかまぼこ状に戻していくいたって単純な作業ではあるものの、なかなか腰への負担もきつく思った以上に時間がかかる。

畝が80mほどで、この日は5名で8反ほど。すべてで5か所ほど回ったが、作業が不慣れなため、終始時間がかかってしまい、結果的に当初の予定した目標分までが追い付かなかった。
まだまだ全体からすると一部に過ぎず、農家さんの日頃のご苦労を身に染みて感じた。年を通しての通常作業に加えて今年のような雪害では、今回の募集のような緊急的支援は必須である。

追記
舞鶴は茶の名産地。全国茶品評会でも5年連続産地賞優勝だそうです。良い茶なんですが、規模で知名度に至らないとのこと。
今日の作業のお礼にと、煎茶と番茶をいただきました。(HICO)

 

参考サイト:京都援農隊