丹波大雨土砂災害ボランティア 5th

丹波大雨土砂災害ボランティア 5th 01丹波市大雨災害のお手伝いも5回目となり、今回は土石流で本堂が全壊した東皐寺(とうこうじ)という場所に行ってきました。集合した場所はこれまで同様の丹波市市島支所。Facebookの呼びかけにより、市のボランティア派遣とは別の特定した目的を果たすために募られたグループで、40名近く集合、9時にミーティングを済ませて、前山付近の大きなお寺さんに乗り合わせて出向くこととなった。

丹波大雨土砂災害ボランティア 5th 03丹波大雨土砂災害ボランティア 5th 02重機や人海戦術によるこれまでの活動でかなり片付いてきているそうで、本日を目処として一旦区切られるとのこと。現地にたどり着いて、すぐに現場を覗かせていただいた。この辺りでは大きく立派なお寺で、本堂があったとされる場所ではほぼ解体された様子。一帯が土砂に流された痕跡は、これだけの解体後もいたる個所で容易に見て取れる。
場所が場所だけに、作業前に何時もより少し長く手を合わした。

丹波大雨土砂災害ボランティア 5th 05現場にて挨拶と説明の後、作業を班分けで取り掛かることとなった。土砂の袋詰め、積み上げられた土嚢袋をトラックに積み込む作業、重機が振り分けた主柱や梁などをチェーンソーで切断、その後手作業で除去する作業、コーディネータの元で黙々と活動に汗を流す。

丹波大雨土砂災害ボランティア 5th 04当時土砂に埋もれてお堂に残されたであろう位牌など重要物品は、おおよそ先週までに大切に拾い出されたそうで、終始肉体中心の活動となった。10時頃から取り掛かり、昼休憩をはさんで夕方5時ごろまで現地にいたが、よく晴れた暑さの中、心地の良いお弁当支援にも助けられ、一人のけが人も出ることなく活動を終了することができた。

この後、東皐寺さんには業者さんが引き継いで復興の活動がなされるそうですが、情報によるとまだまだ復旧復興が待たれるところも多いそうです。それに反して、ボランティアの活動人数は激減の状態。
まだ多くの人の手が必要であることは間違いない。
(HICO)